入試で合格する理科の勉強方法
大阪府の理科の入試の試験時間は40分です。
問題の文字数が以前より2倍に増えて読むのだけでも大変です。
文章を読みながら「何を聞かれているか?」に注意して、聞かれていることにきちんと答えることをするのは当たり前です。
それは受験するみんなは当然のようにできてくると思われます。
こういう問題でポロポロと点数を落としてしまうようですと高校入試で残念な結果になります。みんながとるであろう問題を落としてしまうと公立高校では特に落ちてしまう傾向が強くなります。
なので「ケアレスミス」は「重大なミス」なんです。
でも、本人は「ちょっとしたミス」なんて思っている場合が多いですから、これがなかなかなおらない。
ま、確かに解き方もわかっていて、計算方法もわかっているんだけど答えを書き間違えてしまったりするんですもんね。本人の間違った感はあまりないのかもしれません。
話がそれてしまいまいました。
理科の問題の話でした。
理科の問題で「知っているか、どうか」を問う問題は知識問題と言います。知識問題は大概の生徒が答えてきます。
なので知識問題を落としてしまうと高校に落ちてしまう可能性が高まります。
理科の入試で合否を分けるのはやはり計算問題です。
計算問題を正解する生徒は高校に合格しますが、計算問題が解けない生徒は高校に落ちてしまう。知識問題の正解率が高ければ少々計算問題を落としてももちろん合格できます。

計算問題自体はさほど難しいわけではないです。
なので落ち着いてゆっくりとけば解けないことはないと思います。
問題は試験時間が短いことです。
早く正確に問題を読んで、さらに早く計算をしてとかなくてはいけません。
この練習がほとんどの生徒がやっていません。
なので、め塾の夏期講習ではこういう部分をきっちりとさせています。
(ほんと、うちの講習は内容いいと思います)←自画自賛(笑)
理科が苦手だという生徒のほとんどは、公式や基礎知識など覚えなくてはいけない部分を覚えずに「わからない」と言います。
そりゃ当たり前です。
スポーツで例えると野球では「アウトが3つでチェンジになる」みたいなことです。
もし知らないプレイヤーがいたら、こんなことも知らんと野球するなよ?と言いたくなりますよね?
でも、理科ではそんなプレイヤーが結構ザラにいます。(笑)
こういう生徒が全体の30%
で、まず覚えるべきことや公式は覚える。
でも、知識として覚えただけで実際には使いこなせるかどうかはよくわからない。
水泳で例えると「クロールの泳ぎ方は知っているけど実際に泳いだことがない」というような選手です。(やばいやろ・・)
こういう生徒が全体の40%
公式は覚えていて使うこともできるけど、どの問題の時にどの公式を使ったら良いのかわからない、もしくは解くのがむちゃくちゃ遅い。入試ではまずいな、というレベルの生徒が全体の20%
なので、実に全生徒の90%が受験問題の計算問題を時間内に解けないと思います。
ここが早く正確にできるようになると、ライバルとの差別化ができます。
ライバルよりも優位に立てる可能性が高まります。
なので、理科の計算問題をきちんとやりこんで素早く解けるようにすることが志望校を近づけることになります。
しっかりと頑張ってほしいと思います。