定期テストの点数がよかっても・・・
中学校の中間テストや期末テストは試験範囲がかなり限られています。
定期テストは、1学期の中間テスト、期末テスト、2学期の中間テスト、期末テスト、3学期の学年末テストと1年間に5回ある所が多いです。
そうすると1回の定期テストの試験範囲を「1」とすると、1学年の試験範囲は「5」になるわけです。
入試では3学年分の試験範囲があるわけですから、「15」の試験範囲になるわけです。通常の試験範囲の15倍です。
「1」の試験範囲でヒーヒー言っている人が「15」の試験範囲でまともに戦えますか?
「1」の試験範囲ですと「丸暗記作戦」が通用します。実際暗記力のある生徒は高得点を取ります。でもその定期テストと同じ作戦では「15」の入試を乗り越えられません。
でも、いくらそのことを中1や中2に話てもあまり通じません。
目先の定期テストで90点を連発していたら、親子ともども勉強ができると思ってしまいますよね?
それはもう仕方ないのかなと思います。
中3になって実力テストや模擬テストなどを受けて、実際の入試の厳しさを体感してもらわねいと言っている意味がわかってもらえないことが多いです。
でも、もしかしたらもっと早くから私たちの言っている意味がわかってくれる人もいるかも?と思ってずっと言い続けています。
塾生は、一貫して私たちが同じことを言い続けているので「よくわからんけど、なんかこのままではアカンのやろうな?」とは思ってくれているようですけど・・・
定期テストで90点をとってくる生徒でもこのままではまずいんです。
ましてや90点も取れていない生徒が入試を受けると・・・
と考えると、ちょっとゾッとしますね。

なので学校の定期テストの点数を取るのに、テスト前に必死に命を懸けるみたいなことはせずとも点数を取れるように普段から勉強しましょう。
具体的には暗記科目は丸暗記するのではなく、原理原則から理解することをお勧めします。実際に入試では原理原則を理解しているかどうかを問う問題も多いです。
うまく言えませんが、以前は通用していた「こう聞かれたらこう答える」という勉強法はもう通用しないようになってきています。
能力を鍛えて原理原則を理解する勉強や考える勉強を教えるような塾で頑張っていかないと、これからの入試には対応できないと思います。
え?周りにそんな塾はないって?
ないかもしれません。
そういう時はめ塾のオンラインでどうぞ!←(結局宣伝か!)
でも、冗談抜きに考えさせる勉強をしてくれる塾を探してください。
学校の点数だけで勉強の出来不出来を判断するのはリスキーです。