お母さんがしてあげるべきこと

語彙力を増やすこと、そして文章読解力をしっかり身につけることは、勉強において非常に重要です。

国語の成績が上がるだけではありません。文章を正確に読む力は、英語には直接的に影響しますし、理科、社会、数学で何を聞かれているのかがわからなければ話ににも大きく関わってきます。

最近の入試や定期テストでは、昔に比べて問題文の量が増えています。理科や社会でも長い文章を読み、何を聞かれているのかを素早く正確に理解する力が必要です。数学の文章問題でさえ、複雑な表現で書かれていることがあり、読解力がなければ解くことができません。

つまり、文章読解力はすべての科目の土台なのです。

ところが、多くの生徒は、その読解力を高めるための具体的な取り組みを行なっていません。日本語はまったく分からないわけではないため、文章を読んでも「なんとなく読めている」と思ってしまいますし、なんとなく意味はわかっていると思っているからです。でも、実際には読めていないことが多々あります。

これをスポーツに置き換えて考えてみます。国語はスポーツでは基礎体力のようなものになると思います。

たとえばサッカーでは、ドリブルやシュートの技術も大切です。しかし、それ以前に、試合中に走り続ける体力、速く走る力、何度もダッシュできる力が必要です。どれだけ技術があっても、基礎体力がなければ試合で力を発揮することはできません。

野球でもサッカーでも、強いチームほど走り込みや基礎トレーニングを大切にしています。

スポーツでは基礎体力が大切だとわかるのは、目に見えて違いがわかるからです。文章読解力は目に見えて他の人との違いが分かりにくいので、どうしても違いが分かりやすい算数などの方に目が入ってしまいます。

勉強における基礎体力が、国語力です。
その中心にあるのが、語彙力と文章読解力です。もうここはどれだけ鍛えても鍛えすぎるということはないはずです。サッカーでも持久力がありすぎて困ることはないでしょう。

しかし、勉強においてこの基礎体力を鍛えている子は、決して多くありません。

試合前1週間から走り込みを一所懸命にやったのに、試合では持久力がもたなかった・・・と落ち込んでいるサッカー選手がいたら「自分、サッカー舐めてんのか??」となりませんか?1週間走り込んだだけで体力がついたり持久力がつくわけがありません。

しかし、勉強ではこういうことを言う人がむっちゃいます。中には保護者の方でも同じようなことを言っている人がいます。正直なところ、勉強舐めすぎです。そんな1週間走り込んだくらいでで体力や持久力がつかないのと同じで、そんな短時間で語彙力や読解力がつくわけがありません。そもそも1週間走り込むに相当する読解力をつける努力すらもしてないのではないでしょうか?

読解力をつける練習をしたからといってすぐに結果に現れるわけではありません。だからといってやらなくて良いわけではありません。勉強の優先順位づけを子ども任せにして「いつか気づくだろう」と放っておくのは、かなり無謀だと思います。

お母さんがその重要性に気づき、日々の中で語彙力や読解力を伸ばす環境を作ってあげることが、とても大切なことなのです。

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